閑人

アクセスカウンタ

zoom RSS アキシャルインダクタのQ測定

<<   作成日時 : 2014/04/20 12:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今まで、アキシャルインダクタは、特性が悪いと思っていました。
例えば、秋月電子通商で販売している、AL0510の470uHは、メーカーのデータシートでは: 796KHzでQ=60以上が仕様です。ところが、高いQを必要とするような用途に採用してもなかなか良い性能を示す事がありました。
そこで、今回は、急遽、Qメーター、FETプローブ、プローブ用電源を用意して、アキシャルインダクタの実力を調査することにしました。

対象となる、インダクタのデータシートは、www.hbindu.com/ckfinder/userfiles/files/AL0510.pdf‎ を参照してください。(秋月で、10本100円で買いました。)

FETプローブは、2SK241GR+2SC1906で構成、ソースフォロアとエミッタフォロワの直結です。
JFETのソースフォロアは、Idsss以上の負荷電流を流すことができないので、MOSの2SK241GRでなるべく多くの電流を流して(2mA程度)、エミッタフォロアに十分な電流を流して、100Mhzまで、−2dB以下@50Ω、入力特性は、1MΩ//0.5pF程度です。最大入力レベルは、0dBmとしています。(ソースフォロアの振幅が増えて、負荷電流が駆動できなくなると、出力信号の下側がクリップします。その為に、トランジスタのエミッタフォロアで駆動電流を増やしています。また、2SK241は、ゲート電圧がソース電圧より多少高くなっても、正常に動作する便利なデバイスです。)
画像
ピンボケもはなはだしい(ごめんなさい)

このプローブの電源は、15Vです。電源も自作で、100円のブリキの裁縫箱に、電源トランスとトランジスタの安定化電源を組み込んでいます。電圧計は、昔ジャンクで買った100円のVU計(FS:650uA)に、電圧目盛りをPCで作成して貼り付けてあります。(最初に、分度器目盛りを貼り付けて、電流と指示位置を計測してから、目盛りを作成しています。このような安いラジゲータは、直線性が悪いのですが、目安にはなります。
画像

Qメーターも急遽作りました。主要部品は、300円ラジオのポリバリコンとダイアルです。RF信号源(0dBm)を、49.5Ωと0.5Ωで分圧して、簡易電流源としています。Lとポリバリコンを接続して、並列共振の周波数Frと、−3dBの帯域幅Fbを、スペアナで読み、その比(Q=Fr/Fb)を測定できます。ただし、出力の減衰量が大きいので、外部ノイズの影響が大きく出ます。シールド対策や、プリアンプの追加等の測定の工夫が必要です。
画像

またもケースは、100円のブリキ缶(キティの赤い缶)です。周囲の電磁界を低減させる必要があります。

さて、実測の結果は、以下のようになりました。
画像

ポリバリコンを、50pFから、470pFまで変更して見ると、コンデンサのインピーダンスとQが比例していることが解りました。この測定の範囲では、アキシャルインダクタの損失は、銅の損失が主要な要素で、コアの周波数特性の影響は少ないようです。

さて、今回もフィルタの記事ではありませんでした。
測定結果を見て頂くと、150uH、100uHがありません。(手持ちを他で使い切ってしまいました)
1200kHz、1400kHzのノッチフィルタに100uHを採用したいのです。そこで、しばらくは、ノッチフィルタは、お休みです。(通販で買うか、秋葉原に行くかを思案中です。)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
アキシャルインダクタのQ測定 閑人/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる