RTL2832U+R820T ドングルの周波数特性

久しぶりに、2時間の空きを作って、スペアナの校正をしていました。ついでに、手持ちのR820Tドングルの周波数特性を測定してみました。HFコンバータやADS-Bの受信で、プリアンプを作成していた時に、思ったよりも周波数特性がフラットで無いように感じていました。さらに、R820TのLNAゲインを調整していると、表示される利得と観測される信号レベルの関係も単純では無さそうです。今回は、とりあえず、測定値だけを掲載します。
画像

グラフの、赤と青の線は、-40dBmを入力した場合の周波数特性です。LNAのゲイン設定は、0dBです。
緑の線は、赤のデバイスの入力を-65dBmにして、LNAのゲインを37.2dBにしました。
SDRソフトは、SDR#(1330)です。LNAのゲインが表示通りならば、緑の線は、赤の線よりも、12.2dB上になるはずですが、そのようにはなりません。
さらに、入力が-40dBmなのに、SDR#で表示されるスペクトラムレベルは、0dB付近にあります。
どうも、スペクトルの表示が電圧や電力と単純な関係では無くなっているようです。

HDSDR(2.7)も、フロアが、-120dBなどと、無闇に低く表示されており、実際の信号レベルと合いません。
時間ができたら、もう少し考えてみます。

何れにしても、1GHz以上では、R820Tの入力に入っているインダクタによるLPF効果で、ゲインが低下しており、実用にするのであれば、定数を見直して、特性を改善するのも有りかも知れません。
R820Tの入力S11のパラメタが判れば簡単なのですが・・・・
でも、以前に想像した等価回路の特性とほぼ一致するので、インダクタの変更だけでも可能性はありそうです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント

TOSHI
2019年05月25日 19:39
気持玉、ありがとうございます。

この記事へのトラックバック