未完成 BCLプリセレクターの設計と製作 その1 失敗偏

トランジスタ技術(2014年12月号)を読んでいたら、同調型バンドパスフィルタの記事を、見ました。そこで、手持ちの部品で作ってみました。未完成品の外観は:
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設計仕様は、Q=30、同調周波数範囲525kHzから950kHz、フィルターの-3dBエッジから30kHz離れると-30dB以上減衰、通過帯域リップル3dB、挿入損失は10dB以下。

回路図は:
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期待される選択度は、Q=30が狙いでした。
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ところが、作ってみると、全体にインダクタンスが不足しているようで、狙った特性が出ません。特に、結合用インダクタと、回路のインピーダンスを上げるための両端のインダクタンスが不足しており、挿入損失が、設計より、-15dB位あります。
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やはり、この位の特性を狙った、チェビシェフフィルタは、インダクタンスの値と、無負荷Qを無視できませんでした。

少し、頭を冷やして考えます。
インダクタを、調整可能な物に変更すれば、特性が改善するのは、確認済みです。素子のバラツキ感度が、要求している、負荷Q=30に対して、高いようです。無調整で作れるのであればお勧めだったのですが・・・

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この記事へのコメント

TOSHI
2015年09月17日 15:32
気持玉を頂いて感謝しています。(出張移動中)
フィルターは設計通りに作るのが難しいところに面白さがあると思っています。特に性能を追求すると調整が必要になります。
今回の記事は、市販の部品を使ってできることを狙って、Q=30としたのですが、無理でした。高い周波数なら実用になりそうです。
ありがとうございました。

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