28.8MHzクロック作成回路 19.2MHz TCXO 3/2倍

フィルターの勉強をしながら、昔の携帯電話用TCXO(19.2MHz)から、28.8MHzを作成する実験をしてみました。普通ならば、19.2MHzを3倍の57.6MHzに逓倍して、74VHC74等で、1/2の28.8MHzにするのが正道なのですが、フィルターの実力を試したくて、以下のような構成で無理やり作ってみました。
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最初に、1/2の9.6MHzを作って、ここから直接、フィルターだけで、28.8MHzを取り出します。結果として、R820Tのクロック入力に、1.2Vp-pの信号が加わり、動作はOKでした。以外に簡単にクロックが出来ました。ただし、良い子はこのような真似をしないでください。かなりトリッキーです。
クロックのジッタをさらに少なくする為には:
1.初めから、28.8MHzのクロックを使う。(温度特性は別の方法で補償する)

2.74VHCシリーズのような、簡易シュミット入力のロジックで初めから正攻法で設計する。レベルが不足する場合は、74VHCU04も実験して見る価値がありそう。(74HCU04では、13MHzまでが限界のようです)

クロックのスプリアスは、9.6MHzのスプリアスが出ます。フィルターの設計減衰量が、-60dBなので、こんな物です。受信機で見えてしまいますが、あまり気にならない程度です。必要であれば、ノッチフィルターを入れます。
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作成したフィルターの特性は
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今回は、T型フィルターの中間エレメントのインダクタンスを20倍にするために、ジャイレータ変換を使ってみました。
おかげで、インダクタにサトー電気の7kボビンが使えました。3uH:15回、0.5uH:6回で作成しました。
頑張って作ったのですが、コンデンサの変更だけの状態と大差が無ので、拍子抜けです。
さて、次は何をしましょうか・・・・

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この記事へのコメント

TOSHI
2015年04月12日 18:20
気持玉、ありがとうございます。
はげみになります。

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