2バンド短縮ダイポール

今月は、家が足場で囲まれています。来年に向かって、短縮ダイポールを考えています。ダイポールは、高く展開しないと大地の影響を大きく受けるので、設計や調整が難しいアンテナです。
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トラップを使わない7MHzのダイポールに同調させるのが難しい21MHzのダイポールを組込んでみました。21MHzはフルサイズの逆V型ダイポールです、調整用のひげを付けて、高インピーダンスの影響を最小限として、7MHz用のローディングコイルを取り付けています。7MHzは、10μH(Q=100)のローディングコイルで、3m分のエレメントを短縮しています。さらに、設置幅を10mに抑えていながら、SWR2の帯域幅を130kHz以上確保しています。ここに同調したトラップを付けると、この半分程度の帯域になってしまいます。ローディングコイルは、あまり高いQにすると、給電点のインピーダンスが低下してSWRが下がらないので適当な大きさと損失で作ります。天候の影響を考えると、トロイダルコアに巻くのも良い方法だと思います。送信に使う場合は、コアの損失を考慮して大きさと巻き線を決めてください。アンテナワイヤは、φ2mmのアルミワイヤを考えています。
MMANAでのシミュレーションの結果は
画像

自由空間では:-0.6dBd@21.2MHz、-1.23dBd@7.1MHzと短縮の影響は最小限です。14MHzのダイポールが展開できるスペースがあれば、実現可能です。給電点を8mで設計していますので、国内の7MHz用にちょうど良さそうです。
アンテナの調整方法は、大まかに全体の周波数特性を見てから、高い周波数で、ローディングコイル直前のスタブエレメントで中心周波数に合わせます。このスタブエレメントは、風で揺れないような固定方法を考えてください。次に7MHzの終端のエレメントで7MHzに合わせてください。国内の受信用としては十分だと思います。

銀杏の黄葉も、今が最盛期のようです。

MMANの記述は

15m 40m Coil loading Dipole antenna
*
7.1
***Wires***
9
0.0, -0.05, 0.0, 0.0, 0.05, 0.0, 8.000e-04, -1
0.0, 0.05, 0.0, 0.0, 3.4, -1.0, 0.0015, -1
0.0, -0.05, 0.0, 0.0, -3.4, -1.0, 0.0015, -1
0.0, 3.4, -1.0, 0.0, 3.4, -1.57, 0.0015, -1
0.0, -3.4, -1.0, 0.0, -3.4, -1.57, 0.0015, -1
0.0, 3.4, -1.0, 0.0, 5.0, -1.47, 0.0015, -1
0.0, -3.4, -1.0, 0.0, -5.0, -1.47, 0.0015, -1
0.0, 5.0, -1.47, 0.0, 5.0, -3.46, 0.0015, -1
0.0, -5.0, -1.47, 0.0, -5.0, -3.46, 0.0015, -1
***Source***
1, 0
w1c, 0.0, 1.0
***Load***
2, 1
w6b, 0, 10.0, 0.0, 100.0
w7b, 0, 10.0, 0.0, 100.0
***Segmentation***
800, 80, 2.0, 2
***G/H/M/R/AzEl/X***
2, 8.0, 3, 50.0, 120, 60, 0.0

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この記事へのコメント

TOSHI
2015年12月05日 20:32
気持ち玉を頂きましてありがとうございます。
棄数倍の周波数関係のアンテナは結構難しいのですが、ちょっとスタブでインピーダンスを下げるだけで簡単に独立したアンテナにできる事がわかりました。エレメントを長くすると、指向性が複雑になるのも使い難いので、給電点を高くした単純な事が気に入っています。

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