秋月 8桁桁表示周波数カウンタキット

台風が続いて、近隣でも被害が出ています。
今回は、秋月電子の8桁のLED表示周波数カウンタキットについてです。基準発振器に、アナログ制御方式のTCXO 12.8MHzを使っています。さらに、電圧制御端子により、周波数の微調整が可能です。
VM39S5G_2.png
発振器(VM39S5G?)は、電源電圧5V時、制御電圧が、2.5V±2Vの可変範囲は、±6から12ppmの調整が可能と仕様にあります。測定して見たのが上のグラフです。実際は、+7.2ppm -12.5ppmとまあまあ仕様に近い範囲です。ただし、JP1をOPENにした状態では、TCXOの1ピン(Cnt)電圧は、1.57V程度で、12.8MHzに対して、-3Hz(-0.25ppm)となり、十分に調整されているようです。JP1をショートして調整する場合は、解放状態でジャンパー両側の電位差をテスターで、「ゼロ」に調整したところから作業を始めるのが良さそうです。この近辺で、25回転の多回転トリマの1回転当たりの周波数変化は、11Hzから14Hz程度なので、注意深く調整すれば、基準発振器があれば、1Hz以下に追い込む事が可能です。
VM39S5G_1.png
TCXO自体の安定度は、スペックでは、±1ppm(温度や長期安定度を除く)なので、実力として、10MHzで1Hzの桁が常に、1から2カウント動きます。今回の購入品では、無調整でも、1ppmを十分に満足する精度が確認できました。さらに。GPSに同期させた標準クロックに合わせこんでも、精度は、やや向上する程度でした。

ところで、キットの基板上の電源ICは、新日本無線(NJR)のNJM2845を採用しています。基板の消費電流は。70から80mA程度で、殆どがLEDの電流と考えて良さそうです。この電源ICは、温度特性±50ppm/℃のLDOなので、リファレンス電源を別途用意する必要がありません。
NJM2485_1.png
出力との電位差が180mV以上あれば、十分安定に動作します。昔の733を思い出すようなICでした。

また、無駄な物を作てしまいました。周波数カウンタは、沢山所持しているのですが、測定器の中で、使用回数が最も少ない機器です。それでも、今回のキットは、昔の秋月(正確には、信越か?)らしくない、作れば動くキットでした。


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