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zoom RSS R820T LNAの動作 その2

<<   作成日時 : 2014/04/29 12:53   >>

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昨日の測定データを今日も整理しています。
測定は、一度に行いますが、後からデータをグラフ化して見ると、今まで疑問に思っていた事が突然のように理解できたような気分になります。
R820Tのブロック図は(昨日よりも範囲を広げています)
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RTL2832Uから制御されるR820TのIF出力のゲイン制御は
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このように動作することになっています。RTL2832Uに出力されるIQ信号のレベルはおよそ、1Vp-pとされています。R820T全体のゲインは、最大約90dB、AGCレンジは、104dBと仕様書に記載されています。
IF段のVGAのゲインが、最大48dBなので、前段のゲインは、42dBもあることになります。測定しているのは、RFのLNA出力(DET1:4ピン)と、RFのトラッキングフィルタ経由した後、ミキサの出力レベル(DET2:5ピン)を測定しています。

最初に、チューナーAGCと、RTLのAGCを両方共OFFにして、100MHzのキャリアを入力した場合の特性です。
97MHzを受信しています。従って、IFには出力が出てきません。(IFの帯域にキャリアが入ると測定値が変わります)
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対象とする受信信号が弱い場合には、帯域外に強力な信号により、R820Tのフロントの増幅度が低下して、相対的に、目的信号が抑圧されてしまいます。
ちなみに、LNAのゲインは0dB(最小)にしてあります。

次に、100MHzの信号をー30dBmに固定して、2種類のAGC制御をOFFにした場合の様子を見て見ます。
今回は、100MHzの信号を受信状態にします。
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RFのゲイン設定が20dBを超えるとDET2の検出電圧が出始めます。従って、この検出器は、−10dBm以上を検出する為の機能のようです。トラッキングフィルタの特性が不明ですが、ルーフフィルタでの特性改善を目標とするのであれば、−10dBm以下が最初のターゲットとなります。
一方、LNAのゲイン制御電圧は、35dB位までは、漸増ですが、このポイントを境に、急激にゲインが制限されます。RFの最大入力レベルが+10dBmなので、ミキサの入力レベルをこの制限値以下にするように設計されているようです。

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ちなみに、R820TのチューナーAGCをONにした場合には、昨日に記載したように、複雑なAGC制御が行われます。強力な信号を受信する場合、フロアレベルが上下するのは、このAGC制御が影響しているようです。

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