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zoom RSS LTspiceにお引越し

<<   作成日時 : 2016/11/13 11:29   >>

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今まで、SPICEとして、Micro-Capを使ってきました。シミュレーション後のグラフの表示機能が気に入っていたからです。ただし、評価版の為に、大規模な回路が使えません。そこで、先月から、LTspiceへの乗り換えを行っています。
今まで使ってきた、デバイスモデルを変換するのですが、10年以上も溜め込んできたモデルを登録するのに疲れています。そこで、気分転換の為に、ダイオードのモデルを新規に作ってみる事にしました。
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ツールは、PSPICEの評価版に付属している.[Model Editor]です。
先週に測定したダイオードの順方向特性と、データシートのグラフを参照して作ってみました。

最初に、PSPICE liteの最新版をダウンロードします。
インストールすると、PSPICE本体と一緒に、Model Editorが使えるようになります。早速、起動します。
File>New の次に、Model>New とボタンを押すと、ダイオードの作成が開始できます。
ここで、名称に、1SS99を指定します。
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初期画面は、順方向特性の測定値を入力する画面になります。この画面にならない時は、Veiw> Extract Modelを指定します。外部から拾ってきたモデルをアレンジする時は、エディターでモデルを開いて、Veiw> Edit Modelで編集できます。
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とりあえず、1SS99のデータを入力したのが、最初の画面です。

モデルを作成する対象が、ショットキダイオードなので、パラメータテーブルのEGのValue欄に、「0.69」を入れて、Fixdにチェックをして、値を固定します。普通のシリコンダイオードなら、EG=1.11、Geダイオードなら、0.67でしょうか。バンドギャップ電圧を記入します。

テーブルに値を入れて、ツールバーのExtractボタンを押します。グラフが、入力したデータでプロットされます。まだ、緑の線は、下のパラメータのままなので、パラメータを近似させるために、Sync Splittersボタンを押します。この時、パラメータテーブルのActiveの欄にチェックが入っている上4つの部分が計算されます。
計算された値が気に入ったら、Fixdにチェックを入れ、次に、逆バイアスの接合容量を測定して入力します。面倒な場合には、データシートの値を入力してもOKです。これで、CJO,M,VJの値が計算できます。
逆方向の特性は、温度で大きく変化するので、測定も大変ですし、高電圧の電源が必要です。ダイオードの近似式を使って、順方向特性に近い値をExcelで計算させて、逆方向の特性を作る事も可能です。あるいは、デフォルト値をそのまま使ってもOKです。自分で作ったモデルは、自分で使うので、他人に迷惑はかかりません。
例えば、ショットキなので、TTの値はゼロでもOKです。
最後に、パラメータを全部Fixしたら、View>Edit Modelで内容を確認して、Fie>Save as で目的のライブラリファイルを作成します。
例えば、他のパラメータを書き足して
.MODEL 1SS99 D(IS=398n N=1 RS=2.99 IKF=4.1E-3 EG=0.69 CJO=655E-15 VJ=0.3905 M=0.20833
+ ISR=100E-12 BV=5 IBV=100E-6 TT=0
+ mfg=NEC type=Schottky)
のようなデータを作って、LTspiceのModelに追加します。
モデル追加の方法は、自分で探してください。結構、面倒です。
注意:1SS99のデータは、作ったばかりで、まだ評価していません。あしからず。

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