TT@北海道さま プリアンプ製作記 その3 効果測定

TT@北海道さまのプリアンプの効果を見えるようにする方法を考えてみました。
そこで、ドングル付属のアンテナと、J-Poleアンテナを、2Fの窓に置いて、プリアンプの有無で比較してみました。
比較に当たり、ケーブルの損失を揃える為に、同軸ケーブルが長く(全長4m位)なっています。

最初に結果から
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ADSBScopeで見た、フレームレートの目分量での平均値です。プリアンプによって、フレームレートは明らかに向上します。

では、実際の受信範囲を比較します。
20分から30分の受信時間で、最大距離を見てみました。
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実際のプロットデータは(窓は北西向きです)

最初に、プリアンプとJ-poleアンテナです。
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次に、J-Poleアンテナのみです。
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付属アンテナ+プリアンプです。
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最後は、付属アンテナのみです。
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測定時間が短いので、正しいデータとは言えませんが、デコードのレートを見ていると、プリアンプを入れると確実に効果があるようです。
さらに、フィルターの効果もあるようで、プリアンプの利得が20dBもあるのに、R820TのLNAが最大でも、受信が破綻しません。私の、3dB帯域200MHzのフィルターでは、携帯の基地局の影響があったようです。プリアンプの利得として、10dB以上になると、フレームレートが低下していました。
時間がとれれは、もう少し測定条件を考えたいと思います。

最後に、参考までに追加です。
第一電波工業のD555アンテナを地上高8mに上げ、5mの2DLFB-S(損失、-2dB)で、プリアンプを入れて、30分間受信してみました。
最初に受信範囲です。
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もう殆ど350kmです(もう少し)。D555としては、今までで一番の結果です。この中には、93機がリストされています。
これなら、購入したアンテナの方が見た目が良いのでお勧めです。

次に、RTL1090 Beta3(153)です。
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一番下に、青いメッセージ速度のメータがありますが、900以上?になると、全体が赤くなります。(一瞬でしたが)
プリアンプを入れると、メッセージ速度が、常時500以上、高いと700を超えます。
同様に、ADSBScopeのフレームレートも1万程度で、安定しています。
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この結果を見ると、アンテナのビームを絞るより、プリアンプとフィルターの方が安上がりかもしれません。
何しろ、SDR#で、1090MHzを見ると、常時ADS-Bの信号が見えています。
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S/Nも良さそうです。

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この記事へのコメント

TT@北海道
2014年10月25日 22:04
引き続いてのご評価ありがとうございます。ADS-B受信結果の比較はなかなか難しいですね。flightradar24へフィードしているのでそのレポートで確認していますが、サーバが落ちたりなかなか思うようにいかないです。何か結果を蓄積するツールを作りたいところなのですが。
BGAシリーズのアンプチップはいくつか実際に比較してみたのですが、ゲイン30dBのアンプでは結果はまったくダメでした。キットの品種が最も結果が良かったです。

プリアンプですが、NF最優先を考えると、アンプをトップにして、さらにアンテナをアンプに直づけしてみたいと考えています。ただご指摘のように携帯などの電波も近く、さらに地デジ25chの2倍の周波数でもありました。なかなか厳しいですね。可能性があるかどうか、もうちょっと検討してみたいと思います。
TOSHI
2014年10月25日 23:02
TT@北海道さま
時間がとれず、思うような実験計画ができません。安い部品を探して最大の効果を求めるのは結構難しいですね。でも、なかなか良い結果だと思います。ジジイTOSHIのけちな設計よりずっと効果がありました。楽しいです、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

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